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医療接遇&人材育成の教科書 医療機関における新卒採用と中途採用の比較、それぞれのメリット・デメリットとは

「新卒採用は考えたいけど、基本的に退職者補充だから、理事(上司)を説得するのが難しいよね」
「狙ったとおりのキャリアの人の応募がなくて、なかなか採用が終わらないな」
病院でなくとも、採用担当者様の間で交わされる、良くある会話です。
なんとなく、新卒採用と中途採用という2種類の窓口がある、という理解になっている採用の手法。改めて、その定義を確認していきましょう。

新卒採用・中途採用の定義

【新卒採用】

新規学卒者の採用。4月1日入社予定者など、定期採用であることが多い。
また、ポテンシャル採用などとも呼ばれ、将来的な可能性を評価して採用するとされている。

【中途採用】

既に職歴を持つ人を採用すること。終身雇用を前提とすると,定年になるまで中途の時点での採用という意味がある。

新卒採用・中途採用の特徴

定義を確認したところで、改めて新卒採用・中途採用の特徴を確認します。この特徴こそ、それぞれのメリットとデメリットに直結する部分です。

1.時期について

【新卒採用】

医師・看護師・薬剤師・事務職員など職種によって採用活動のスタート時期などは異なるものの、「4月1日入職」というゴールに向かって一斉に採用活動を進める。

【中途採用】

転職市場の動きやすい時期などはあるものの、基本的には採用側の都合でスケジュールが動く。

※採用数の多さと有料事業者の数もあり、看護師採用のチャネルが最も選択肢が多いため、ここからは看護師の採用手法について特に記載します。

2.採用手法について

【新卒採用】

看護師の場合、大学/学校付属病院に就職・実習病院に就職・奨学金を受けた病院に就職などの利用可能な病院が限られた手法を除くと、「学校への求人票」「ハローワーク」「ナースセンター」「新卒者を対象とした就職サイト掲載」「新卒者を対象とした合同企業説明会への出展」「院内広報での告知」などが挙げられる。

【中途採用】

ここ数年、主な採用手法として急激に伸びているのが「人材紹介」または「紹介予定派遣」。
一部、新卒でも利用者はいるが、人材紹介は圧倒的に中途採用での利用者が多い。
また、中途採用転職サイト、ハローワーク、ナースセンターなど、新卒採用手法と重なる部分も多い。

3.応募者について

【新卒採用】

新規学卒者が対象になるが、看護学校を中心に、近年は社会人経験者も増加傾向。

「看護師等養成所の管理・運営等に関する実態調査」(平成26年6月発刊)では、平成24年度の看護師養成所(3年課程)における社会人経験者の割合(社会人経験者数/学生総在籍数)は23.7%であった。これは、今や、3年課程看護師養成所の学生のうち、およそ4人に1人が社会人経験者であるということを示しています。

出典:一般社団法人 日本看護学校協議会のホームページ

【中途採用】

職務経験者採用。年齢制限については、雇用対策法が改正されたことに伴う年齢制限の禁止についての例外事由、省令3号のイ「長期勤続によるキャリア形成を図る観点から、若年者等を期間の定めのない労働契約の対象として募集・採用する場合」に認められるが、その場合、①対象者の職業経験について不問とすること②新規学卒者以外の者にあっては、新規学卒者と同等の処遇であること(この場合賃金ではなく、教育研修などのこと)の2条件を満たさなければならないため、特定のキャリアに限って募集したい場合は年齢制限をかける事はできない点に注意。

新卒採用・中途採用のメリット・デメリット

それでいよいよそれぞれのメリット・デメリットをまとめます。

【新卒採用】

メリット

  1. 一括で採用スケジュールが動くため、複数人採用する場合、予算やスケジュールが組みやすい
  2. 新卒採用の場合、四分の三は20代前半の若手のため、若手採用がしやすい。
  3. 実習病院になるなど、一定の手間はかかるが採用に費用をかけずに人材獲得できる可能性がある

デメリット

  1. 新規学卒者で、国試前に内定出しをすると、内定者が国試不合格になる可能性がある。
  2. 社会人経験者で新規学卒者採用をする場合、プリセプターのアテンドなどに苦労する場合がある。
  3. 定期的に採用したい系列病院のない看護学校がある場合、実習受け入れを断りづらい。
  4. 会社説明会の開催、採用に関する資料などを要求されることが多い。

【中途採用】

メリット

  1. 欠員補充など、院側の採用スケジュールに合せた入職日の調整が可能。
  2. 都市部では、人材紹介業が盛んなため、事務職員の手をかけずに採用が可能。
  3. 専門看護師など、ニーズに合せたキャリア採用が可能。

デメリット

  1. 紹介または紹介予定派遣の利用が重なると、採用予算が大きくなりがち。
  2. 一般公募した場合、対象外の応募対応に手間がかかる場合がある。
  3. 地方都市の場合、紹介や紹介予定派遣対応範囲外で、事務職員が自ら応募管理の手間をかけた上、検索形の媒体費用も負担しなければならない場合もある。

 

いかがでしたか?

今回は、「新卒採用と中途採用、どちらをメインに考えていこう・・・」とお悩みの病院採用担当者様に向けて、「基本情報」をお届けいたしました。

初めて病院の採用担当者になって方に知っておいていただきたい手順や考え方などを紹介したコラムもありますので、ぜひ参考にご覧いただければ幸いです。

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